2012年 01月 08日
記念日のあり方
|
シドニーでのハナシ
シドニーでは、ルームシェアをしていた。
マンションのフロアをオーナーが借りて、そこを数人とシェアする感じだ。
そこで出会った人は、韓国人、フランス人、オランダ人、タイ人、イギリス人、日本人、ドイツ人、チェコ人・・・本当に異文化な感じだった。
一緒に夕飯を作ったり、ゲームしたり、恋バナしたり❤
外国の女の子は気が強いと言われたりするが、好きな人を想う気持ちは同じで、すごく純粋でかわいい。
あー、世界中どこでも一緒だ。と何だか嬉しかった。
女同士だったため、家は女子高のように適当だったが・・・笑
ある韓国の女の子は、遠距離恋愛をしていた。
付き合い始めてすぐに、シドニーと韓国の遠距離になったそうだ。
その時知ったが、韓国では100日記念日(付き合い始めてから100日経つ日を盛大に祝うイベント)というものがあるらしかった。
どうやって100日をカウントするのか聞くと、そういうサイトなどがあるらしい。
韓国の女の子「100日記念日がもうすぐ来るけど、一緒に過ごせない・・・仕方ないって分かってるけど、淋しいな・・・」
と記念日が近づく度にそう言っていた。
しかも、最近態度が冷たくなってきたらしく、別れを言われるかもしれないと思っていた矢先、100日記念日がやってきた。
私たちはいつものようにリビングでくつろいでいると、インターホンが鳴った。
ピンポーン
「100日記念日おめでとう。」
何と、彼は手に99本のバラの花束を抱えて玄関に立っていた。
そして、最後の1本は君だよと・・・
きゃーーーー!!!
(良い意味のきゃー。笑)
韓国の女の子は、驚きと嬉しさで号泣した。
私と他のルームメイトもびっくりし、もらい泣きしていた。
私たちは、ずっと韓国の女の子が悩んでたのを知っていた。
フラれるかもしれないと・・・
だから、その光景を見た時、自分の事のように嬉しかったのかもしれない。
後で知ったが、連絡が少なくなったのも、冷たくなったのも全てこのサプライズのためだった。
韓国人の彼は、わざわざ韓国からシドニーまで来てくれたのだ。
この時、韓国の男の子はロマンチックだなぁーと思った(≧∇≦)
そして、日本にも100日記念日欲しいなぁーとも。笑
by 29juillet
| 2012-01-08 08:00
| 海外